戦闘機、ヘリコプタ、戦車、輸送機などの航空機から地上配備の通信機器にいたるさまざまな防衛装備に関して、米国MIL規格によるEMC試験を多数手がけています。豊富な実績に裏打ちされた試験技術、また困難な課題にも回答を見つけ出していく問題解決力は重工メーカーや電気メーカーからも高く評価され、防衛関連分野で高いスペシャリティを発揮するテストラボとして揺るぎない信頼を築き上げています。
防衛省に納入される戦闘機、ヘリコプタ、戦車、航空機、そして地上設備の電子制御装置の単体又はシステムの試験を担当しています。防衛関連の電子機器は、防衛省規格(NDS)や米国のミリタリースタンダード(MIL-STD)に準拠した厳しい基準が設けられています。試験内容も民生品とは異なったスキルが求められます。私たちは、そうした防衛関連製品の試験を多数手がけ、他社にはない技術と経験を有しています。
最近では、防衛省が計画する次期輸送機(CX)と次期対潜哨戒機(PX)のEMC試験及び耐雷試験を手がけました。航空機の耐雷試験は、日本ではこれまであまり行われてこなかった試験のひとつ。故に特殊な設備と技術を要する一部の試験は海外で行われていたのが実状です。「CX-PX」プロジェクトでの耐雷試験は、新たな技術を吸収する貴重な経験となりました。
イー・エム・シー・ジャパンが他のテストラボと異なるのは、エンジニア全員が電磁波環境試験について豊富な知識を備え、お客さまのあらゆるご要望に柔軟に対応できる点にあります。特にスピーディーで正確な測定では、多くのお客さまから評価をいただき、試験期間の短縮によってコスト削減にも貢献しています。
また私たちは、お客さま本位の試験を心がけています。「こんな試験を実施したい」。「機材のレイアウトにもこだわりたい」。「機密を確実に守れる環境で試験がしたい」。そうした声を確実に汲み取り、時にはお客さまと意見交換や議論を交わし、ニーズに即した試験で心からご満足をいただく。それが私たちのこだわりです。電磁波環境試験のアドバイザ。お客さまからそんな評価をいただけるように、これからもサービスの充実、技術の向上に努めます。
-
第1テストサイト
-
第2テストサイト
-
第4テストサイト
-
第5テストサイト
-
第6テストサイト
-
第7テストサイト
-
第8テストサイト
-
第9テストサイト
-
第10テストサイト
-
第11テストサイト
-
第12テストサイト
・20Hz ~ 40GHz エミッションシステム |
・10kHz ~ 40GHz イミュニティシステム |
・CS115/CS116 イミュニティシステム |
・CS117耐雷試験システム(WF1, WF2, WF3, WF4, WF6, WF5A, WF5B) |
・CS118静電気試験システム |
・リバブレーションチャンバシステム(最大電界強度3000V/m Pulse Peak) |
・MIL-STD-704電源変動システム |
・各種LISN |
米国規格 | MIL-STD-461A、MIL-STD-461B、MIL-STD-461C、MIL-STD-461D、MIL-STD-461E、MIL-STD-461F、MIL-STD-461G MIL-STD-704A、MIL-STD-704E、MIL-STD-704F |
防衛省規格 | NDS C 0011B、NDS C 0011C |
・防衛省
・KYB株式会社
・株式会社IHI
・株式会社小糸製作所
・株式会社小松製作所
・株式会社GSユアサ
・株式会社島津製作所
・株式会社東芝
・株式会社日立国際電気
・川崎重工業株式会社
・関東航空計器株式会社
・三波工業株式会社
・シンフォニアテクノロジー株式会社
・住友重機械工業株式会社
・大洋無線株式会社
・多摩川精機株式会社
・東京航空計器株式会社
・長野日本無線株式会社
・ナブテスコ株式会社
・日本アビオニクス株式会社
・日本航空電子工業株式会社
・日本電気株式会社
・日本無線株式会社
・富士重工業株式会社
・三菱重工業株式会社
・三菱電機株会社
・三菱電機特機システム株式会社
・明星電気株式会社
・横河電機株式会社
・東京計器株式会社
・株式会社IHIエアロスペース
※敬称略
株式会社 イー・エム・シー・ジャパン
Copyright © 2013 EMC Japan Corp.